履歴書作成で押さえておくべきポイント
受かる履歴書の書き方とは
履歴書を作成する
しばらく仕事から離れていた主婦にとって、転職活動は迷いや不安の連続かもしれません。これから始まる今までとは違った生活の中で家事と仕事をいかに両立させていくかなど、仕事が決まった後のことばかりつい考えてしまいそうになりますが、その前にすべきは履歴書の作成です。履歴書は基本的なフォームがあるので簡単に思えますが、いざ用紙を目の前にして書き始めると、何をどう書いていいかがわからなくて手が進まないということもしばしばです。
まずは履歴書を書く準備から
履歴書を書く前に用意するのは、履歴書の用紙と写真です。履歴書の用紙にも様々な種類がありますが、JIS規格のA4サイズが今は主流です。写真は直近のものにするのが原則で、髪型はシンプルなスタイルにまとめましょう。あまりにも奇抜なヘアスタイルやカラーはそれだけで敬遠されてしまう可能性があるので注意が必要です。長い髪はまとめたほうが好印象かもしれません。履歴書の写真に写る時の服装で間違いないのはスーツスタイルですが、迷ったら面接に行く時の服装を参考にするのもおすすめです。パート面接はそこまでの服装を求められないことが多いので、オフィスカジュアル風でも十分です。履歴書の記載方法は、特に手書き指定がなければパソコンで作成しても問題ありません。
学歴と職歴の書き方
履歴書で最も多くのスペースを使っているのが学歴と職歴の欄です。学歴は大卒なら高校入学から、高卒なら中学卒業から書くようにします。一番上の行の中心に学歴と書いたら1行あけて学歴を順番に記入し、職歴も同様の方法で記入していきます。職歴は基本的に正社員として働いた履歴を記載しますが、職歴がない場合は非正規の職歴を書きます。職歴に関しては職務経歴書で詳しいことを書くので、履歴書に無理に詰め込む必要はありません。退社に関しての記述には、「一身上の都合により退社」「会社都合による退社」などを加えて、自己都合の退社なのか会社都合の退社なのかがはっきりわかるようにしておきましょう。
その他の記入欄について
久々に仕事復帰をする主婦ならば、「子供が大きくなったから」「家計のために」「社会復帰したい」などが志望動機になることが多いかもしれませんが、履歴書の志望動機の場合、自分の都合を志望動機にするよりも、その仕事を志望した理由と自分のスキルやキャリアを関連付けたほうが、応募先の関心を引くことができるでしょう。自分の都合寄りの志望動機や希望する条件の詳細は、履歴書に書きすぎてしまうよりも面接で話の中にうまく組み込むようにしたほうが、自然で説得力あるものになるかもしれません。資格欄はそれほどスペースがないので、応募先の仕事に関係あるものから優先的に記入するようにしましょう。